旭川の木製クラフトメーカー ササキ工芸

私の住んでいる旭川は、全国的に「あさひやま動物園」で知られる街ですが、実は家具や木工でも有名な街です。

もともと、山に囲まれた地域なので山で切り出した木材が集まる場所であり、1800年代の終わりに日本軍の「第七師団」が設置されたことから家具などの需要も増え、いつしか日本でも有数な家具の産地となりました。

家具産業の発展とともに、それを支える下請けの木地加工場なども増え、家具だけでなく木工加工の盛んな街となりました。

特に「花嫁ダンス」とも言われ、婚礼の時の必需品であったタンスを作る家具メーカーは20数社もあり、大きな産業の一つでしたが、時代の移り変わりとともにタンスの需要も少なくなり、気が付けばタンス専門のメーカーはすべてなくなってしまいました。

家具メーカーの減少と共に、それを支えてきた下請けの工房も厳しい状況にさらされ、下請けだけでなく自社オリジナルの商品を作って販売することで活路を見出すようになり、「木工クラフト」と言われる産業が発展してきました。

一時期は、海外でコストを抑えたモノづくりが盛んになり、海外へ生産拠点を移す地域や企業もありましたが、旭川は不思議なことに地元でしっかりとモノづくりをすることに重点を置いている工場・工房が多く、海外へ生産拠点をシフトすることがほとんどありませんでした。

その後、海外での生産は人件費等、生産コストの上昇や品質管理の問題などから、うまくいかなくなり、日本国内で丁寧に作られた国産品が脚光を浴びることとなり、旭川も注目を集める産地となりました。

そんな追い風もあるなかで、旭川の家具産業、木工産業をもっと盛り上げようという声が沸き上がり、ある家具メーカーのスタッフが中心となって家具メーカー、木工クラフトメーカー、デザイン会社、行政、などを巻き込んで「旭川の家具木工を元気にする会」(通称:AKG)が昨年の11月に立ち上がりました。

毎月1回、メンバーで集まり、どのように旭川を盛り上げていこうか?という内容で熱い議論が交わされてきました。

その中で話題の中心になっているのが、旭川の夏祭りです。

毎年、7月の終わりか8月の初めの週末に旭川の中心部を舞台に盛大な旭川の夏祭りが開催されます。

この夏祭りでは、いろいろなイベントが企画されており、その中で注目したのが「烈夏 七夕まつり」です。

もともと旭川青年会議所(旭川JC)のメンバーが、「旭川にも日本に誇れるお祭りを」という想いでスタートしたイベントで、華やかに装飾した山車を引きながら周りで跳ね子が踊り、祭りを盛り上げていきます。

その「烈夏 七夕まつり」には、旭川の多くの企業や団体が参加しているのですが、なぜか木工業界の参加がないことに気が付き、それならば自分たちで参加してみようとなりました。

どのように参加するのかはメンバーと協議中ですが、ワクワクすることが始まりそうな感じです。

また進捗については公表できる範囲でこのブログでも書いていこうと思います。

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