旭川の木製クラフトメーカー ササキ工芸

こんにちわ、ササキ工芸の佐々木です。

さて、今回は先日(12月8日)参加させて頂いたワークショップのお話です。

結構、北海道外の人は知らないことが多いのですが、旭川市の人口は34万人ちょっとで、北海道では札幌に次ぐ第二の都市であり、観光地として有名な函館市や小樽市、富良野市なんかよりも人口の多い街です。

そして、北海道民どころか旭川市民でも知らない人が多いのですが、北海道と東北6県を合わせても、札幌市、仙台市に次いで3番目に人口が多い街なんです。
(※と言ってもほんの数千人の差で、いわき市、郡山市、秋田市がその下に続きます)

そんな旭川も、もともとは旭川村から始まり、周囲の町村と合併しながら旭川市となったのが大正11年(1922年)のことでした。
それから94年が経過し、あと6年で市政100年を迎えます。

そしてさらにその20年先、今から26年後の2042年に、市政120年を迎えることになります。

日本は戦後から人口の増加や大量生産・大量消費で経済は大きく成長し、世界でも例にないほど短期間で大きな変化を経験した日本ですが、その勢いもピークを迎え、人口減少や新興国の経済成長などの世界情勢の変化により、大きく変わろうとしています。

特に地方自治体は人口減少プラス少子高齢化が都市部よりも進み、自治体の存続危機に陥るところも今後でてくると予想されています。

旭川市もピーク時には36万人を超えていた人口も徐々に減少し、現在は35万人を切ってしまいました。

ある研究機関の統計によると、2040年には旭川市の人口は25万人を切ると予想され、現在よりも10万人も少なくなってしまいます。

さらに、人口減少のスピードよりも、高齢化のスピードは速く、2.3人に1人は65歳以上の高齢者となることが予想されています。

そんな未来が予測されている中で、市政120年を迎えた時に旭川はどうあるべきかを考えるワークショップ「アサヒカワノミライ」が12月8日(木)に開催されたので参加させて頂きました。

  

ただ漠然と今から26年後を考えてもピンと来ないのではないかということで、現状で話題となっている技術をもとに26年後には、さらにどこまで技術が発達し、どんな状況になっているかを予測し、その予測した内容をどのように旭川と融合させていくのかを話し合いました。

2016年の今現在のことを考えると、スマートフォンは生活の中に当たり前のように取り入れられていますが、スマートフォンの普及のきっかけとなった初代iPhoneが発売されたのは、2007年のことであり、まだ発売から10年も経過していません。

1つの新製品・新技術がたった10年で大きく世界を変え、生活スタイルも変えてしまいました。

いま、とても注目されているのは翻訳機能です。
実用するにはまだ精度が低いと言われていましたが、ここにきて翻訳機能が一気に進化を遂げており、音声通話は自動的に翻訳され、何語か意識することなく世界の人たちと会話できる時代がすぐそこに来ていると言われています。

一昔前は、英語が話せることが武器になると言われていましたが、現在は英語が話せるのは当然という状況になり、日本国内にある企業ですら会話は英語が主体となっているところもあります。
ただ、この翻訳機能がより進化すれば英語を話す必要がなくなり、英語を勉強するよりもアプリの使い方を勉強しなさいと言われているかもしれません。

現実の日本を見てみると、今から4年後の2020年には東京オリンピックが開催され、11年後の2027年にはリニア新幹線が開業(東京ー名古屋)、14年後の2030年には北海道新幹線が札幌まで開通し、21年後の2037年にはリニア新幹線が大阪まで開通する予定です。

26年後というのはさらにその先のことであり、そう考えると、26年後なんていうのは今では想像できないようなことが起こり、今とは全く違ったライフスタイルを過ごしているのかもしれません。

それは良い方向に大きく変わっているのか、悪い方向に大きく変わっているのかはわかりませんが、間違いなく今生きている私たちがその未来を創っていくことになります。

旭川大学の学生たちが、旭川の街中で市民に旭川の良いところやこれからどんな街になって欲しいかを聞いたところ、多くの人たちが旭川のいろんなところに魅力を感じ、旭川が好きで、この先も旭川が輝いてほしいと思っていることがわかりました。

これから生まれてくる子供たちにとって、旭川に生まれて良かったと思えるような街に、そして良い意味で人口統計の予測を裏切り、26年後も多くの人で賑わう活気のある旭川にしていけるよう、いまの若者たちと一緒に活動していければと思いました。

  

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