旭川の木製クラフトメーカー ササキ工芸

モノ作りの世界にも、スポーツのオリンピックのような世界大会があります。

旭川は以前から家具作りの盛んな街で、日本の6大家具産地(九州大川、広島府中、四国徳島、岐阜高山、静岡、北海道旭川)の1つであり、技術の蓄積もあります。

そんな旭川で家具作りをしている若手の職人が、それぞれの技術の高さを競うために参加する「技能五輪」という大会があり、毎年全国大会が地域持ち回りで開催されています。

「技能五輪」は家具作りだけでなく、いろいろな分野のモノ作りの技術を競う大会で、基本的には23歳以下の若手が参加できる大会です。

技能五輪についてはこちら → 技能五輪

旭川からは毎年家具作り部門に数名が参加し、ほぼ毎年上位に入賞するほどレベルが高い職人が育っています。

そして、2年に1度、「技能五輪国際大会」が開催され、各国から選出された職人と技術を競う機会があります。

基本的には、「技能五輪国際大会」が開催される前年に開催された国内大会(技能五輪)で優勝した選手が参加資格を持つことになります。

旭川からはこの「技能五輪国際大会」に多くの選手を輩出しており、古くは昭和42年の第16回大会から、最近では平成27年の第43回まで13回の大会に旭川から選手が参加しています。

特に平成19年の第39回大会から43回大会までの5大会は連続で旭川の職人が日本の代表として出場しており、家具作りの街として国内外から注目されています。

そして、今年の第44回大会にも旭川の家具メーカー「有限会社ワカサ」さんに所属している、「下條恭平」君が日本代表として参加することが決まり、6大会連続で旭川の若手技術者が参加することになりました。

今年の技能五輪国際大会の会場は中東のアブダビとのことで、遠く離れた場所での開催になりますが、出発する前に下條君を激励する壮行会が9月11日(月)に開催されたので、参加してきました。

ここ最近の国際大会に出場した歴代の選手からのタスキならぬ木製ノコギリのバトンリレー儀式もあったり、旭川の家具業界全体として下條君の国際大会での活躍を期待しての激励の言葉が贈られたり、下條君にとってはプレッシャーになったかもしれませんが、多くの人が参加して盛り上がった壮行会でした。

大会地のアブダビに向けて、10月9日に旭川を出発するということで、それまでの約1ヵ月は大会に向けて練習に励むそうです。

異国の地での大会参加ですが、実力を惜しみなく発揮し、良い成績を収めてくれることを祈念しています。

頑張れ!下條くん

 

 

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