5月最後の日曜日(25日)に開催された植樹祭にササキ工芸の社員全員で参加してきました。
木を扱っている会社として、木を使うだけでなく、木を育てる事業も行い、未来の子供たちに「木」という資源を残していこうと考え、毎年参加させて頂いています。
この植樹祭は「旭川家具工業協同組合」(通称:旭川家具組合)が主催となり、東川町の森林組合さんにご協力いただきながら開催しており、毎年旭川家具組合に加盟している家具メーカーや木製クラフトメーカーの社員とその家族が参加して行われています。
旭川では広葉樹を使った木工(家具、クラフト)が盛んですので、植樹するのは北海道を代表する広葉樹のミズナラ(楢の木)の苗木です。
ミズナラは、いわゆるドングリが実る木です。
すでに木を切り終わった山の斜面に、1人当たり10本~20本程度の苗木を植えていきます。
ササキ工芸では3人ぐらいでチームを作り、穴を掘る係、苗木を持ち歩く係、苗木を埋める係に役割を分けながら植樹していきます。
朝から始めて、お昼ぐらいには旭川家具組合全体で2000本ぐらいの苗木の植樹が終わります。
植樹が終わった後は、近くの広場に集まり、北海道らしく「ジンギスカン」をみんなで食べて終了・解散となります。
植樹するナラの木は広葉樹ですので、杉や松などの針葉樹と比べると成長は遅く、今回植樹した苗木が順調に育っても、私たちが木製品にするための材料として使えるほどの太さになるのは100年先になります。
それでも、今から森を育てる活動をしておかないと自分たちの子孫に大きな影響がでてしまいますので、木を使っている会社として木を育てることは社会的責任だと当社は考えています。