ササキ工芸は基本的にはモノづくりの会社です。
当社が作った製品を通して多くのお客様に喜んでいただき、そしてその対価として代金をいただきビジネスとして成り立っています。
ただ、最近はモノづくりを通した体験や知識をお客様に提供することで喜んでいただく場面も増えてきました。
今回は、東京赤坂にある「テックショップジャパン」様(2020年2月に閉店)からのご依頼で、ササキ工芸の社長と三野宮部長が「木工スキルアップゼミ」の講師を務めさせていただくことになりました。
木工スキルアップゼミは9月10日(土)の午前中から一日かけて行うゼミで、午前中はササキ工芸が担当、午後からは林産試験場の担当者からのお話と、実際に現場を見学するという内容で、結構盛りだくさんのゼミです。
ササキ工芸で担当させていただく午前中は、社長が木材の話と旭川の木工業界についての話をさせて頂き、その後木工加工について三野宮部長からお話しさせていただきました。
参加者は10名程度で、定員には少し足りなかったですが、木工に興味ある方たちが参加してくれました。
講義の途中で質問など受けましたが、木工に興味があるだけあって、参加者からはなかなか鋭い質問もあり、あっという間の2時間でした。
参加していただいた皆さんがどれだけ満足していただいたかわかりませんが、ササキ工芸が培ってきた技術や知識が皆さんの役に立つことができていれば幸いです。
今後もこうした活動が少しずつ増えていくように思いますが、できるだけ多くの人たちに木工クラフト、木工業界について知っていただき、日本のモノづくりの素晴らしさを伝えていけるよう頑張っていきたいと思います。