こんにちわ、ササキ工芸の佐々木です。
先日、東京に滞在中に北海道の下川町在住の臼田健二(クラフト蒼)さんの作品展が開催されていると聞き、訪問してみました。
臼田さんはしばらく旭川で木製品の製作をしていましたが、数年前に下川町に移り住み、そこで伐採される木材を使った木製品作りをしています。
特に最近は、丸太の形状と木の木目を活かした木製の「うつわ」作りに力を入れており、一つ一つ形状が違い表情豊かな「うつわ」は人気があります。
その「うつわ」を携え、南青山のギャラリー「うつわ 楓」さんで期間限定の作品展を開催していました。
店内はそれほど広くありませんが、臼田さん自身がお店に立ち、うつわの説明をしながらお客様の対応などしていました。
ササキ工芸はどちらかというと、同じ形状のものをある程度の数量を生産する工業製品の生産に近いですが、臼田さんのように一つ一つ木と対話しながら、それぞれの個性を生かした作品作りも、とても魅力的だと思います。
ササキ工芸のような生産体制と、臼田さんのモノ作りとどちらが正しいとか間違っているのではなく、お互いの長所を生かして共存できれば良いと思っています。