今年で38回目となるバーサーロペットジャパン(バーサースキー大会)が3月10日・11日の2日間にわたり開催されました。
いろいろなご縁があり、10年ほど前からバーサーロペットジャパンの運営にボランティアとして関わらせていただいています。
ピーク時には1万人を超える人たちが参加していたこのスキー大会も、クロスカントリースキー・歩くスキーの競技人口の減少とともに、今では3000人弱まで参加者が減ってしまいました。
それでも、国内有数の大会ということもあり、全国各地、そして海外からも毎年多くの人が参加して大会を盛り上げてくれています。
バーサーロペットジャパンはスウェーデンで開催されているクロスカントリースキー大会をモデルとしており、日本を含め世界4か国(日本、スウェーデン、アメリカ、中国)で同じような大会が開催されているそうで、定期的に4か国交流も行っているそうです。
毎年、バーサーロペットジャパンには各国から関係者が来てくれており、今年も在日スウェーデン大使館のスタッフや札幌にあるアメリカやロシアの領事館のスタッフが、大会に合わせて来旭して盛り上げてくれました。
前日の3月9日には雨が降ってしまい、コースのコンディションが気になるところでしたが、各関係者が朝早くから整備してくれたおかげで無事に大会を開催することができました。
大会2日目にはミニロペっととして小さなお子さんでも参加できるようなイベントも開催され、多くの親子連れの皆さんが参加していました。
ちょうど韓国では冬季パラリンピックが開催されている時期ですが、こちらの会場でもシットスキーの体験会なども開催され、障がい者スポーツの普及活動も行っていました。
冬期間は寒さと雪の影響で、旭川を訪問してくれる人が少なくなりますが、こうした冬のイベントを盛り上げることで、夏の観光シーズンだけでなく冬にも多くの人たちが遊びに来てくれると嬉しいですね。