年1回の合同新年会の翌日は、社員研修を兼ねて札幌に新しくできたクラフトジンメーカーの「紅櫻蒸留所」様を見学させていただきました。
場所は、札幌市南区の紅櫻公園内にあり、駐車場から小高い丘を登っていくと突き当りに蒸留所があります。
紅櫻蒸留所様ではジンの蒸留を行っており、北海道由来のさまざまなボタニカル(植物)を使用した地域の香りのするジンを小ロットで多種の商品展開をしているそうです。
製造に関しては、小さな蒸留施設で所長が一人で研究しながら、香り豊なオリジナルのジンを製造しているとのことですが、最近では、ボタニカルだけでなく北海道産の昆布など海産物を使ったユニークなジンの製造も手掛けているそうです。
試飲もさせて頂きましたが、それぞれ風味づけに使っている素材によって味の深みなどが違っていて、ジンと一口に言っても様々な味が楽しめることがわかりました。
北海道には日本酒の酒蔵が点在していますので、見せて頂いたことはありますが、ジンの蒸留所を見せて頂くのは初めてのことでしたが、思っていたよりも小規模で、本当に手作りしている感じがでていたのが新鮮でした。
まだまだ生産量も少ないため市場への流通も少ないですが、まじめにコツコツとより良いものを作る姿勢は、モノづくりに関わる者として共感できる部分が多かったです。