古屋悟司さん、田中靖浩さん、高橋昌裕さんの超豪華な3名の講師を迎えて、「お金の奴隷」から抜け出す方法をテーマとしたセミナーが10月30日に十勝(帯広)で開催されたので参加してきました。
正直なところ、3時間という時間では短すぎて、3人の話がもっと聞きたかったというセミナーでした。
会場の参加者から質問も受け付けながらのセミナーでしたが、3人とも執筆活動もしていますので、言葉の選び方や話し方が上手で3時間があっという間に感じました。
「お金」は確かに生活していくうえで便利なものではありますが、「お金」は所詮道具であり「お金」自体は何も提供してくれません。
「お金」を何かと交換することで、自分や自分の家族、自分の会社にとって価値のあるモノや体験などを手に入れることができますが、「お金」を稼ぐことだけを目的としてしまうと、お金の奴隷になってしまいます。
まずは人の役に立つこと、人のことを想って手を差し伸べること、そんなことをしていると自然とお金が回るようになるのではないかと思いました。
それにしても、「お金」を考えた人というか文明って、凄いけど残酷でもあるなと思いました。
もともと、「お金」が無い時代は、物々交換だったり、何か良いことをしてくれたら、良いことをお返しでしてあげるのが普通だったんだと思います。
自分が畑仕事が得意だったら、そこで採れた野菜を周囲に分けてあげる、そして他の人は大工が得意だったら家を作ってあげたり、修理してあげたりする。
それぞれの得意なことを生かして、それぞれが役に立つことで社会が成り立っていたと思います。
それが「お金」の登場で、何でもかんでも「お金」に交換してしまうようになったのは便利な反面、相手を思いやる心が無くなったように感じます。
もちろん、資本主義社会の基本は「資本が次の資本を生む」ということなので、「お金がお金を生む」というのは資本主義社会では当然のことであり、それがここまで世界経済を発展させてきたのは確かなことです。
ただ、ここにきて資本主義社会の限界が見えてきているように感じます。
経済的に発展したおかげで食べることに困ることもなく、モノが溢れ、多くのモノやコトが手に入るようになりましたが、それと引き換えに人々の心が荒んでいっているように感じます。
「お金」に振り回されず、上手に付き合っていくことがとても大切ですね。
セミナーの後は、十勝の美味しいお肉を食べながらの懇親会♪
ここでも良い出会いがありました。
最後にそれぞれの講師について簡単にご紹介
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【古屋悟司】さん (通称:ゲキさん)
ネットショップ「ゲキハナ 感激安心のお花屋さん」の代表。
お花屋さんでの実体験をもとに無名中小企業の社長がまさかの会計本を執筆、
その後、奇跡のベストセラーとなりました。
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【田中靖浩】さん
「田中靖浩公認会計士事務所」の代表
自称「型番の会計業務」をすべて捨てたぶっ飛び会計士であり、会計のみならずマネジメントにも関する書籍を執筆
著書:
会計の世界史 イタリア、イギリス、アメリカ――500年の物語
米軍式 人を動かすマネジメント──「先の見えない戦い」を勝ち抜く「D-OODA経営」
良い値決め 悪い値決め ―きちんと儲けるためのプライシング戦略
などなど、その他にも多数あります。
詳細を知りたい方はこちらから → 書籍一覧
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【高橋昌裕】さん (通称:ジュニアさん)
BRAVEYELL株式会社の代表
「ザ・日本の大企業」を“ある理由”で辞めてからコンサルタント生活17年
著書:
ゴールベース法人取引
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