地元旭川にはあまり本州の大手企業の工場がないのですが、そんな中で日本製紙北海道工場は数少ない大手企業の工場のひとつで、旭川にとっては貴重な工場です。
1936年にパルプの生産工場としてスタートしたとのことで、80年を超える歴史があります。
そんな日本製紙北海道工場を見学させて頂く見学会が、10月29日に開催されましたので参加させて頂きました。
見学の前に事務所で工場のことについて説明を受け、その後黄色い上着と帽子という工場内でも目立つような服装に着替えて工場内へ移動。
あまり写真を撮影することが出来なかったのですが、工場内には見たこともないような大型の機械が設備されており、大きな音を立てて稼働していました。
パルプ工場独特の匂いもあり、湿度や温度も高く、働く環境としては厳しいものがありますが、機械化が進んでいるため働いているスタッフは少なかったように感じました。
そして屋外の広大な敷地には、パルプの原料である木材の丸太が山のように積んであったのですが、中にはほどほどに太い丸太もあって、すべてチップに砕いてパルプにしてしまうのはもったいないと感じてしまうものもありました。
こういったところをうまく家具や木工業界と連携して、丸太を上手に活用できるといいなと思いました。