ササキ工芸がある旭川市には名物料理がいくつかありますが、その一つが「新子焼き」(しんこやき)です。
旭川市内の焼鳥屋さんや居酒屋さんで提供されていますが、その歴史は戦後の食糧不足から始まったそうです。
食糧不足のなか、貴重なタンパク源として鶏肉が重宝されたのですが、大きく成長するまで待つ時間が惜しいということから若鶏を半身にして焼いてタレを絡めて食べたのがはじまりのようです。
なぜ若鶏を新子(しんこ)と呼ぶようになったのかはこちらで確認して下いね → 新子焼きとは
ということで、「新子焼き」というのは若鶏の半身焼きのことであり、旭川のソールフードのひとつです。
その「新子焼き」を提供している名店のひとつが「ぎんねこ」さんです。
昨年(2019年)創業70周年を迎え、旭川でも歴史の長い焼鳥屋さんの1店で、創業当時から「新子焼き」を提供していたそうです。
テレビや雑誌など、いろいろなメディアにも紹介されていて、日本国内だけでなく海外からも「ぎんねこ」さんを目当てに旭川に来てくれるほどです。
新型コロナの影響で、観光客は激減しましたが、逆に地元のお客様が多く来店するようになり、こんな時期でも忙しいとのことでした。
実はこんな時期だから混雑していないだろうと思って、久しぶりに「ぎんねこ」さんにお邪魔してみたところ、予想よりも忙しそうでビックリ!!。さすが市民に愛されているお店ですね。
もちろん「新子焼き」を美味しくいただきましたよ♪